2008年1月20日日曜日

介護のサービス利用

市区町村の福祉担当課か、地域包括支援センターに相談する。
鹿児島の地域包括支援センター
鹿児島市役所の総合案内コールセンター

介護保険のサービスを利用するには、市区町村から「介護が必要」との認定を受けることが必要。
そのための申請は、本人か家族、あるいは民生委員などに代行してもらうこととなる。
申請の際には、被保険者証、認印が必要。主治医の氏名、医療機関名、所在地、電話番号を記入するようになる。また、主治医に認定に必要な「意見書」を作成してもらう。

大きくは「在宅サービス」と「施設サービス」に分けられる。
第一号被保険者(65歳以上)、第二号被保険者(40歳以上65歳未満)に分けられ、利用するには、第一号被保険者で寝たきりや認知症などのために、入浴、排泄、食事などの日常の生活動作につねに介助が必要な人、
第二号被保険者で初老期認知症、脳血管障害など老化に伴う特定疾患によって介護や支援が必要な人だ。

公的介護保険の自己負担額は1割。
金額のおよそのイメージは下記によく整理されている。
http://www.jili.or.jp/lifeplan/event_type/lifesecurity/nursing/8.html

要介護認定を申請し、1週間ぐらいすると市区町村委託のケアマネージャーか市区町村職員が、本人の過程を訪問して、面接調査を行う。訪問調査は1時間の聞き取り調査になっている。その後コンピュータで判断した「1時判定」と調査員が書いた「特記事項」、「主治医の意見書」の3つで総合的に検討され,
「要介護度」が決定する。
認定通知は至急限度基準と同時に1月ほどで送られてくる。
認定結果に不満のある場合は、都道府県ごとに設置された「介護保険審査会」に審査請求できる。

介護には

介護予防事業(地域支援事業) 介護認定なしでもOK
介護予防サービス(予防給付)  要支援
介護サービス(介護給付) 要介護

認定を受けるとケアマネージャーにケアプランを作成してもらう。
ケアマネージャーを決める時にはいかに注意したほうが良い。
日常生活での困っていることや利用者の要望に対して、十分に耳を傾けてくれる。不服や疑問があれば、納得いくまで説明してくれる。
サービス開始後も、電話や訪問アンドで状況を見てくれる。
際ービス内容やケアプラン、または、ケアマネージャー自身に不服がある場合には、いつでも変更してくれる。
納得できないことや不満に対して、苦情申し立てなどができる公的機関があることを教えてくれる。市区町村独自のサービスやボランティアなど、介護保険外で利用できるサービスについても心身になって相談に乗ってくれる。

ホームヘルパーが介護の必要な人の家庭に来てくれて、日常生活の手助けをしてくれるのが、「訪問介護」。サービス内容は以下のとおり
  • 「身体介護(食事、水分補給の介助、衣類などの着替え、寝たきりの人の体位交換、排泄介助、入浴介助、身体の清拭、先発、足浴、外出介助(買い物、通院)など)」と
  • 「生活援助(調理、買い物、掃除、選択、布団干しなど)」。http://www.shigotokan.ehdo.go.jp/jjw/servlet/gaisetsu/nanikana?jobID=0000025

このサービスは要介護者だけが利用できる。
要支援者の場合には、「介護予防訪問介護サービス」を受けることができる。「地域包括支援センター」で計画表を作ってくれる。

特別擁護露人ホームやデイサービスセンターなどの施設に日帰りで行き、食事、入浴や日常的な世話をしてもらうのがデイサービス。レクレーションもある。

通所リハビリテーション(デイケアサービス)では、医師の指示のもとで、理学療法士らによるリハビリが受けられる。病院や老人保健施設が提供するサービスで、医療管理が必要な人が利用する。「要支援」の人は、「介護予防通所介護」と「介護予防通所リハビリテーション」がある。


認知症対応の施設、重度者た末期がんの要介護者を受け入れ、看護師が常駐する「療養通所介護施設」もある。

口腔ケア

介護者が何日か家を空ける時や気分転換に、施設に短期入所するショートステイサービスを利用する。
介護老人福祉施設(特別擁護老人ホーム) 状態が安定している場合
介護老人保健施設  医療ケアが必要な場合
介護療養型医療施設(療養病床) 医療処置が不可欠

小規模多機能型居宅介護サービス 地域密着型のサービス
通い(デイサービス)を中心としながら、必要とあれば通いの時間を長くしたり(延長デイ)、随時利用社宅を訪問したり(ホームヘルプサービス)、時には泊まり(ショートすティ)もできるようにした、まさに、「利用者のニーズに応じて24時間365日の安心を確保する」サービス拠点。。
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)と組み合わせる場合もある。
要介護度別に1ヶ月の定額制となっている。利用料のほかに、食費、宿泊費、おむつ代などがかかる。
このサービスを利用すると、福祉用具レンタル以外の在宅sあービス(訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導など)は受けられない。

夜間対応型訪問介護は、夜間における定期的な訪問介護員などの巡回または通報による訪問により、利用者の排泄の介護、日常生活上の緊急時の対応、その他の援助を行うもの。
サービス利用者は、ケアコール端末を持ち、夜間に介護を必要としたとき、この端末から常駐オペレーターに通報することにより、オペレーターからの連絡により訪問介護因果訪問する。

訪問リハビリ:1日あたり500円、医療保険でも可能医療機関や介護老人保健施設で受け付けてくれる。訪問看護のリハビリテーションでも利用できる。
  • 理学療法士(PT) 医師の指示のもとに、心身に障害がある人に対し得t、主としてその基本動作・運動能力の回復を図るため、マッサージやたいそう、温熱・光線・電気療法・スポーツなど物理的な治療を用いてリハビリテーションの指導や助言を行う。
  • 作業療法士(OT) 理学療法士が物理的な危惧を用いて患者のリハビリを行うのに対して、医師の指示のもとに、心身に障害がある人に対して、手芸・工芸などの作業を通じて、社会に適応できる能力の回復を図る。
  • 言語聴覚士(ST):音声、言語、聴覚などの機能に障害がある人に対して、その機能の維持向上を図るため言語練習やsの補完練習、それに必要な検査および助言・指導・援助を行う。

福祉用具が必要なときは、介護用品のレンタルができる。ポータブルトイレや入浴用品は不可。
在宅介護支援センターや保健所で相談にのってもらう。レンタル料は吹く用具事業shが決めた価格の1割を負担する。(運搬費用や組み立て代も込み)。購入費用は年間10万円が上限。都道府県指定の福祉用具事業者に全額を支払い、あとで市町村に申請すると、購入費の9割が戻る。

車椅子、車椅子付属品、特殊寝台、特殊寝台付属品、床ずれ防止用具、体位変換器、手すり、スロープ、歩行補助杖、認知症老人徘徊感知器、移動用リフト

生活向上のための自宅のリフォーム20万円を限度に、改修費の9割支給。
市区町村お助成金制度もある。

訪問入浴

「居宅療養管理指導」通院が困難方に対して医師、歯科医師、薬剤師、歯科衛生士、管理栄養士が家庭を訪問して療養上の管理や指導をしてくれるサービス。訪問医師による医療器具の使用方法の指導、また歯科医師はいればや口腔内のチェックを、薬剤師は情服して飲んでいる区するがないかをチェックするなど。ケアプラント別枠

2008年1月14日月曜日

家事サービス

遠方に住んでいると、体調が悪い場合などすぐに手を差し伸べられない。
その時にたよるものは、家事援助サービスの検討や介護保険サービス。
随時見直しをすることが肝要だ。
「家事援助サービス」や「清掃サービス」では、1時間800円~が相場。

家事サービスとしては
食料品や日用品などの買い物、食事のしたくと後片付け、掃除、整理整頓、衣類の洗濯、布団干し、散歩、話し相手、通院などの外出介助

清掃サービスとしては、掃除(部屋、台所、風呂、トイレなど)、窓拭き


ちなみに、鹿児島での状況を調査してみた。

ダスキン  単純な家事サービス高齢者支援サービスがある。
http://mm.duskin.jp/index.html
高齢者支援だと1890円/時間。 1日2時間、週3回として年間約60万円だ。

http://kaji.kazumino.com/
http://www.kanka.or.jp/


(有)中野家政婦紹介所
TEL 099-222-6214
〒890-0016 鹿児島県鹿児島市新照院町5-2 
家事支援サービス、看護師・家政婦紹介所、ベビーシッター
1000円/時+13%経費+交通費  2時間から
前日以前に調整するとスムーズにいくらしい。
およそ10日毎に、清算。基本的に成果分に対して請求を受け、支払う。


日本看護家政紹介事業協会鹿児島支部
TEL 099-222-6214
〒890-0016 鹿児島県鹿児島市新照院町5-2 
家事支援サービス、看護師・家政婦紹介所

介護たすけあいホームページ
日本地図からの検索とキーワード検索で全国の介護色・配色事業者を検索できる。


鹿児島市地域包括支援センター城西
住 所 鹿児島県鹿児島市薬師1-16-9
電話 099-813-0130

遠方の父母の介護

ものを送る手段
60cm2kgまでは同料金なので最大限生かして使う。
料金は
クロネコヤマト  http://www.kuronekoyamato.co.jp/
ゆうパック  http://www.post.japanpost.jp/service/you_pack/charge.html
佐川急便 http://www.sagawa-exp.co.jp/service/ryoukin/budjetserch-culc.html
にて確認。

通販の利用も考える。
ケンコーコム http://www.kenko.com/
楽天 http://www.rakuten.co.jp/

高齢者の心の老化

心の老化は、脳細胞の老化やストレスによって心の症状として現れるらしい。高齢になって、ひがみっぽくなった、怒りっぽくなったなどの性格の変化も、心の老化現象のひとつだそうだ。
記憶力 老化によって記憶力は衰えやすく、特に新しいことを覚える習慣の無い人は衰えのスピードも極端に早いという。
性格 被害妄想が強くなったり、逆に穏やかになったりと、人によって変化の様子は異なるそうである。
感情 やる気や情熱は年をとるとともに弱まっていくというのは今の自分ですらそうだし、もちろん、忍耐力も弱くなるというのも理解できる。。

また、喪失体験というのは心に大きな影響を及ぼすらしい。これも実感できる。高齢者の場合で起こりがちなことは、定年退職によりその職場で持っていたすべての人脈や権限を失うことや、友人や家族が死んでいくことだというが、それも理解できる。さらに、今まで自分で出来ていたことが老化現象や病気によって自分で出来なくなると、将来への不安が大きくなり、うつ状態に進展するケースがあるそうだ。
高齢者のうつ病の特徴は、生きがいやあらゆるものごとへの興味の喪失、漠然とした不安感を訴えるケースが多いとことだ。不眠、倦怠感、食欲不振などの、身体症状が目立つことも特徴だ。みんなが悪口をいっているというような被害妄想にまで発展することもあります。
そのため、認知証と誤解されやすく、周囲があまり関心を向けないために、自殺医いたるケースもあるらしい。うつ病はきちんとした治療で回復します。なるべく早く抗うつ剤の服用などの治療を受けることがいいらしい。また、がんばれというはげましやもっとしっかりしてなどというしかりつけは逆効果。のんびりやりましょうと心を落ち着かせるように促すことが必要。
うつチェック
毎日充実感がなく、投げやりになっていないか?
ものごとに興味が持てないようになっていないか?
今まで楽しんでいたことが、楽しめないようになっていないか?
自分は役に立たないと感じ、役割意識がなくなっていないか?
身体がいつも疲れたようにかんじていないか?

年をとるにつれて睡眠に変化が現れ、全体的に睡眠が浅くなり、断片的になるような睡眠障害が起こる。これも重度であれば、精神科や心療内科を受診すべきだ。無呼吸症候群というものも疑ってみる必要がある。不眠を改善するには、昼間積極的に活動すること、日中に光をたくさん浴びること、眠くなってから布団にはいることを実践していくことが必要である。

体の自由がきかなくなり、孤独は不安を感じることが多くなる。その不安が大きくなると、時に日常生活に支障をきたすことがあるという。「不安障害」現実とは関係なく、いつも不安感や心配事があり、必要以上に恐怖を感じてうまく行動できなくなる。また、時間や場所を問わず、突然強い不安や恐怖感に襲われ、同時に同期や発汗、ふるえ、冷や汗、息苦しさ、胸痛、吐き気、めまい、死への恐怖感、しびれなどという症状がいくつか現れる「パニック障害」という病気もある。
1回の発作は30分くらいでおさまるが、しばしば繰り返すことがあり、再び発作が起こるのではないかという不安を感じるようになる。これらの症状が現れるときは、必ず専門医に相談して、抗不安感などを処方してもらう。
神経症には、社会不安障害(恐怖症)、強迫性障害()、心気症(体の不調を重病と思い込む)がある。
幻覚、幻聴は、女性に多いらしい。
聴力や視力などの感覚器の障害から、認知力は判断力にゆがみが生じるとも考えられている。
幻覚は幻聴が多く、自分の悪口をいわれていると思い込んで訴える。一方、妄想は頭に浮かんだ考えを強く信じ込み、まわりの人がいくら説得しようとしても聞く耳を持たない。財布や通帳などの大切なものを盗まれるといった被害妄想が多い。
幻覚も妄想も本人にとっては、今まさに体験しているまぎれもない現実だ。だから、訴えている内容に対して頭ごなしにひていしたりすると、状況をさらにあっかさせるだけだ。物がなくなったと訴える時には、まずは一緒に探してあげるといいでしょう。
一人で暮らしていたり、親しい人や家族がいないなど、社会的に孤立した状況にいる人が多いといわれている。
性格的には、もともと猜疑心や被害者意識が強い人が多いらしい。
感覚障害、難聴や視力しょうがいなどの感覚器官に障害を持つ人が多く、これが社会的な孤立をいっそう深めている。

せん妄 一種の意識障害で、昼間はいつもと同じようにまわりの様子がよくわかって落ち着いていたものの、夜になったら突然そわそわと興奮状態に陥り、話がまったく通じないような状態になる。
夜になってせん妄が現れるときは、「夜間せん妄」といわれています。
せん妄があると、意識障害のために、集中力や注意力を保つことができず、任地証と間違われやすいのですが認知症よりも急激に発祥するのが特徴のひとつだ。また、飲んでいる薬が原因になることもある。せん妄の症状が現れるときは処方されている薬を確認することが必要。
発祥したら、明かりをつけて片をゆするなどして目を覚まさせ、気分を落ち着かせるようにしましょう。
せん妄に伴う症状としては、記銘力障害、見当識障害(日付や時間、今いる場所がわからなくなる)、集中困難(会話や行動にまとまりがなくなる)、気分や感情の不安定(寝ぼけている状態から、突然、興奮・・攻撃。怒り・恐れなどの感情を前面にあわらわす)、他動(体を動かし、落ち着かない)、5睡眠障害(夜は興奮状態で一睡もせず、逆に昼間は寝る)、錯覚や幻覚(天井や壁の汚れをねずみだと主一混んだり、ちょっとした物音が自分を脅迫する声だと間違えたりします)

病院と診療所

診療所は、入院設備がないまたはベッド数19床以下の施設。
軽い病気か、初期医療の外来を中心に医療行為を行う。
専門的な治療が必要な病気かを判断する機関でもある。
診療所をかかりつけ医として持つことは一般的に薦められている。
急な病気や怪我の時に、指示を仰ぎ、急場の判断をまかせられる。症状に応じて適切な専門医を紹介してくれる。病気の予防、健康増進のために生活習慣のアドバイスをしてくれる。病気を早い段階で発見できることがある。安心して在宅療養が行える。という点がメリットとしてあげられる。
専門医に紹介してもらう際には、紹介状や報告書を書いてもらう。紹介状は正式には「診療情報提供書」と呼ばれ、患者の病名や治療内容、経過などが記されている。

病院は入院ベッド数が20床以上で入院医療が主体となっているもの
救急医療や専門医療、高度医療を専門とする大病院から、診療所のような昨日を持つ小さな病院まで様々な形態がある。
大学病院--大学の医学部、歯学部に付属しているもの(教育・臨床・研究機能を持つ。総合病院であり、高度先進医療の推進のため、地jy手う十病院として認可を受けていることが多い。学生の実習先であり、就職先でもある)、
特定機能病院(高度の医療提供、高度の医療技術の開発および評価、高度の医療に関する研修を行う平成4年に構成労働大臣が承認した病院)、地域医療支援病院(地域の中核的な病院で200床以上、病院の設備や機械等の共同利用、救急医療、医療従事者に対する生涯教育など、その資質向上を図るための研修体制を実施する病院)

病院に行く前に、診療所で一度診断を受けることがしばしば薦められている。
かかりつけの診療所や一般病院を受診し、紹介状をもらって受信する。
紹介状が無い場合は、初診時に初診料など保険診療に関する費用のほか、特定療養費(自費)が要求される場合がある。大学病院では特別料金として5250円(税込)を請求されることが多い。

けが・病気で家族が倒れたらどうする?

重症の場合、救急車119を呼ぶ。救急隊員には以下の点を伝える。
救急車が来るまでに起こった容態の変化、応急手当の内容、持病・かかりつけ病院・過去の病歴・服用中の薬、搬送してもらいたい病院名と所在地。
サイレンの音が聞こえたら外にでて誘導。
持っていくもの----健康保険証、お薬手帳、服用中の薬
留守宅----施錠、伝言、近所への連絡

軽症の場合、かかりつけ医へいく。(日ごろから主治医を作っておくことが肝要)
休日・夜間に診療してくれる「休日・夜間急患診療所」or「在宅当番医」へ連絡する。
「休日・夜間急患診療所」は日本医師会のホームページにも掲載されている。
http://www.med.or.jp/kakuti/kakuti/link.html

地元の医師が交替であたる「在宅当番医」制度がある。
消防署に電話すれば、本日の当番医を教えてくれる。

民間救急サービス(民間患者等搬送事業)の利用も考えられる。
消防庁の指導基準に基づいて、緊急性の低い人の入退院、通院、転院、社会福祉施設への送迎時などに利用できる。温泉治療やリハビリテーションへの移送、病気時の引越し、病気時の家族との小旅行、病気時の冠婚葬祭へのさんれる、病気時の空港や駅までの送迎、レジャー先での事故などのときは便利だ。事業者により異なるが、距離だと7.5km 時間だと30分で3700円くらいが目安だ。
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